家庭菜園の玉ねぎは長期保存できない?腐らない方法は?

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家庭菜園で収穫した玉ねぎを長期保存するのは難しい?

そんな悩みをお持ちの方へ、朗報です。

この記事では、家庭菜園の玉ねぎを腐らせない方法を徹底解説しています。

通気性のある袋から湿度管理まで、実践的なポイントをご紹介します。

おいしい玉ねぎを長く楽しむためのノウハウをご覧ください。

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家庭菜園の玉ねぎは長期保存できない?

庭で育てた新鮮な玉ねぎを収穫し、おいしい料理に使っていますね。

玉ねぎはどんな料理にも合う万能食材です。

牛丼、生姜焼き、野菜炒め、とれたての新玉ねぎならサラダにしてもおいしいです。

しかし、その一方で、「このままでは長く保存できないのでは?」という不安も頭をよぎることでしょう。

実際、家庭菜園の玉ねぎを長期保存するのは難しい課題かもしれません。

もし、常温保存できるか不安、保存場所がないという場合には「冷凍保存」という方法もありますよ。

では、どのような点で気を付ければこのように長期保存ができるのか紹介していきます。

我が家で今年の5月に収穫した玉ねぎは軒下に2個をひもで結んで、物干しざおに干しておきました。

初めてだったので、こんなにみずみずしい玉ねぎが本当に保存できるのかと不安でしたが、3~6か月ほど保存ができました。

早く腐り始めたものは芯が溶け出していました。

これは、葉を切るときに細菌が入ってしまったのだと思います。

あと、大きめの玉ねぎから腐り始めたように感じました。

見た目は変わりませんが、触ってみると周りがやわらかく、切ってみても外側が透明になって溶け出していました。

一般的に極早生や早生の玉ねぎは保存が難しいと言われていますが、今回の早生玉ねぎは予想外に保存ができたのではないかと思います。

大きな冷凍庫をお持ちならば冷凍保存する方が長期間保存できます。

冷凍保存するときの準備の手順:

  1. 皮をむく: 玉ねぎの皮を取り、必要に応じて洗って乾かします。
  2. 切り分ける: 好みの大きさに切り分けます。みじん切りや輪切りにしても構いません。
  3. 凍結防止のための処理: 玉ねぎは凍ると水分が増えてしまうため、凍結防止のために事前に蒸 blanch します。熱湯で30秒から1分間、急いで氷水に入れ、水分を取ります。
  4. パッキング: 玉ねぎを冷凍袋や密閉容器にパッキングします。パッキングの際には空気を抜いて密閉し、冷凍袋の場合は平らに伸ばして凍結させると保存がしやすくなります。
  5. 冷凍保存: 冷凍庫で保存します。できるだけ早く冷凍庫に入れ、最低でも-18℃で保存します。

この方法で玉ねぎを冷凍保存すると、旬の時期に多くの玉ねぎを仕入れておいて、必要な時に使うことができます。

一般的に約1年くらいは保存することが可能になります。

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家庭菜園の玉ねぎを長期保存できる?腐らせない方法とは?

新鮮な玉ねぎを手に入れたら、そのおいしさをできるだけ長く楽しみたいと思いますよね。

しかし、保存には注意が必要です。

では、どうすれば玉ねぎを長期保存でき、腐らせずに美味しさを保つことができるのでしょうか?

通気性のある袋(ネット等)に入れて吊るして干す

収穫後の玉ねぎには土や汚れがついていますが、洗い過ぎると逆に保存が難しくなります。

軽く洗い、余分な水分を拭き取り、玉ねぎが自然乾燥する時間を作りましょう。

収穫後に晴れた日が続く場合は、水洗いより、ブラシなどで軽く土を払う程度で摂れます。

なので、収穫後は乾燥させてから土を払うというのもおすすめです。

また、玉ねぎの葉は湿気を吸収しやすい部分です。

収穫後は葉を切り落としてしまうと、水分の影響を受けにくくなり、長期保存がしやすくなります。

切り落とす際の注意点は、根を切ったハサミやナイフをそのまま使わないようにすることです。

土が葉の切り口についてしまうと、細菌などが切り口から入り腐りやすくなります。

そして、新しく収穫した玉ねぎは水分が豊富です。

そのままだと湿気に弱く、腐りやすいですよね。

風通しの良い場所でじっくりと乾燥させることで、湿気を逃がし、美味しさを長く保つことができます。

家庭菜園で収穫した玉ねぎを保存する上での問題は、湿気です。

湿気がこもると玉ねぎは傷みやすくなります。

そこで、通気性のある袋を使うことで湿気を逃がし、玉ねぎがサクサクの食感を保つことができます。

ネット袋に吊るすことで、玉ねぎ同士が触れ合わず、空気が良く循環します。

これにより、玉ねぎ同士のこすれからくる傷みを軽減し、長期保存が可能です。

保存場所も考えましょう。

収穫するのは早生なら5月くらい、晩生だと6月くらいなので、保存する期間にどうしても梅雨が来てしまいます。

梅雨時期は外に干さずに乾燥した倉庫などで干すのが良いでしょう。

一応軒先の雨の当たらない場所でも保存は可能ですが、倉庫がない場合は縁側等で保存するようにしてください。

段ボール箱に入れる

通気性のある袋やネット袋以外にも、段ボール箱を活用する方法もあります。

段ボール箱は通気性があり、かつ遮光性があるため、湿気や光の影響を受けにくいです。

玉ねぎを良い状態で保存するのに適しています。

注意点としては、定期的に開けないと中の状態が把握しにくいという点です。

2~3か月放置して空けたら、なんか下の方が腐っているということもあるかもしれません。

中に新聞紙などを入れた際にも1か月ごとに入れ替えるということをした方がいいかもしれません。

網棚やバスケットに置く

玉ねぎを保存する際には、網棚やバスケットに置くのもおすすめです。

これにより、空気が良く循環し、湿気がこもりにくくなります。

また、直接床に置かないことで、冷暗所より効果的に保存できます。

床などに接している面が湿気ってしまうとそこから腐ってきてしまいますから。

使う前にちょっと置くくらいなら床でもいいかもしれませんが、できればかごなどに入れて床にはおかないようにしましょう。

また、ネットに入れて台所の棚にぶら下げるのもおすすめです。

あくまで、野菜室がいっぱいの時の話で、野菜室に入れるのがベストです。

冷暗所での保管

最適な保存場所は冷暗所です。

湿気や温度の影響を受けにくい涼しい場所が理想的です。

地下室や風通しの良い場所や冷蔵庫の野菜室等で、しっかりとした保存環境を整えましょう。

低い温度と適度な湿度が、玉ねぎを新鮮でシャキシャキとした状態に保ちます。

また、保存するときに他の野菜や果物と一緒に保存すると、互いのエチレンガスの影響を受けてしまいます。

独立した収納スペースを確保することで、他の食材との干渉を避け、玉ねぎの新鮮さをキープできます。

一つずつ包む

玉ねぎを一つずつ新聞紙やキッチンペーパーで包むことで、互いの匂いが混じり合わず、傷みにくくなります。

一手間かかりますが、これにより個々の玉ねぎがより長く美味しさをキープします。

また、玉ねぎの大きさや形、色によって保存の適しているものとそうでないものがあります。

収穫後に選別し、保存に適したものだけを残しましょう。

  1. 外皮の状態: 新玉ねぎの外皮は薄くて柔らかいのが一般的ですが、割れていたり傷がある場合は避けます。健康な外皮が保存に適しています。
  2. 形状の整合性: 新玉ねぎは形が整っていることが多いですが、変形しているものや不均一な形状のものは選別します。均一な形状の方が保存しやすいです。
  3. 色の鮮やかさ: 色が鮮やかで一貫性がある新玉ねぎを選びます。変色や黒ずんでいるものは新鮮さが失われている可能性があるため、避けます。

上記の基準を参考にして、包む前に選別し、保存に向かなそうなものは早めに食べてしまうか、冷凍しましょう。

皮をむいて、使いやすい大きさに切ってから冷凍しても長期保存できます。

湿度を調整する

湿度の調整も大切です。

湿度が高いとカビが生えやすくなりますので、湿度を適切に保つことが必要です。

湿度調整パックを使用するか、新聞紙を敷いて湿気を吸収させましょう。

これにより、湿気の影響を受けにくくなります。

保存中でも定期的に玉ねぎの状態を確認しましょう。

傷んでいるものがあれば早めに取り除き、他の玉ねぎに影響を与えるのを防ぎます。

新鮮な玉ねぎを育てたはいいけれど、なかなか長く保存できない悩みはありませんか?

美味しさを長く楽しむためにはどうしたらいいのでしょうか?

実は、いくつかのポイントを押さえることで、玉ねぎは長期保存が可能です。

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家庭菜園の玉ねぎは長期保存できない?腐らない方法は?:まとめ

玉ねぎの長期保存に不安を感じている方に向けて、通気袋やネット袋、冷暗所での保管など、具体的な方法を解説しました。

また、常温保存だけでなく、冷凍保存するという方法も長期保存する手段としてあります。

これからも家庭菜園の成果を美味しく楽しむヒントとしてご活用いただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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